入試のため、長い間更新を停止していましたが、今日からまた再開していきたいと思います。
さて、今回紹介するのは小野裕康の「少年八犬伝」です。
皆様は「南総里見八犬伝」という物語をご存知ですか?
南総里見八犬伝とは、江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって著された読本で、
八つの球を持つ八犬士が力を合わせて、悪い妖怪を退治するというものです。
この物語は現在も愛され続けており、最近滝沢秀明主演でドラマ化されました。
まさに名作ですね。
この南総里見八犬伝を、現代の世界によみがえらせたファンタジーが「少年八犬伝」ということです。
STORY
父親が小説家であり、離婚した母が教育委員会幹部である事を除けば、ごく平凡な少年ケンタ。
だが彼の日常は大きな白犬を連れた不思議な少女エリと、県のあちこちに出現した”八つの光る玉”によって大きく変わり始める。
がんじがらめの学校生活、精神を病んでしまった憧れの先生、反抗する子供達が送られる教育収容所、そしてそれらの影で暗躍する巨悪。
立ち向かうのはケンタと同じく玉を手にした八犬士の少年少女たち。
彼らは強大な権力者たちから自由を勝ち取る事が出来るのだろうか?
児童向けの物語ではありますが、大人でも面白いと思います。
本の厚さはすごいものがありますが(笑)
本の名前:少年八犬伝
著者名:小野裕康
ジャンル:ファンタジー(色々)
所要時間:2~3時間(ハリーポッター2冊分くらいの厚さがある)
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COMMENT
無題
無題
Re:無題
抹茶ラテさん:さすがに最初は無理ですよ・・・。
まあ慣れてくればじっくり読んでも2時間でいけますねww
おおw